研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
情報提供:日本医療・健康情報研究所
-
2022.04.01医療・健康介護・福祉高齢者が介護助手として働くと介護スタッフの身体・精神の負担感の緩和につながる 高齢期の就労は「三方よし」高齢者が介護助手として高齢者介護施設で周辺業務を担うことで、介護スタッフの身体的・精神的負担感の軽減につながり、働く高齢者自身の健康維持にもつながることが明らかになった。三重県が実施している、県内の介護老人保健施設で高齢者を介護助手として活用する取り組みである「元気高齢者による介護助手モデル事業」で示されたもの。
続きを読む
-
2022.04.01医療・健康朝食を食べないとメタボやロコモのリスクが上昇 朝食欠食により体重が増え、筋肉は減る 体内時計に異常が朝食を食べないと、体重が増え、メタボになる危険性が大きくなることが、名古屋大学の研究で明らかになった。さらに、朝食欠食は、筋肉を萎縮させ、ロコモやサルコペニアの危険性も増大させるという。こうした障害は、朝食欠食により体内時計が異常になるために起こる。朝食を摂る習慣は、体内時計を正常化させ、太りにくい体質をつくり、メタボ…
続きを読む
-
2022.03.02医療・健康知っておきたい「花粉症」対策 花粉症にはこんな症状も こうして予防・治療例年、春先に飛び始めるスギ花粉。花粉症の人にとっては、つらいシーズンだ。日本気象協会は、2022年の花粉の飛び始めは、早いところでは2月上旬から始まり、飛散量は東海から北海道では前年よりも多くなると予測している。花粉症などのアレルギー疾患の治療に、国をあげて取り組む「10ヵ年戦略」も進められている。
続きを読む
-
2022.03.02医療・健康食物繊維を多く食べるほど認知症リスクが低下 食物繊維と腸内細菌の良い関係筑波大学は、中年期に食物繊維を多く接種することで、高齢期の要介護認知症の発症リスクが低下することを、世界ではじめて明らかにした。⾷物繊維を多く⾷べる⼈は、認知症にかかる確率がおよそ4分の3に減少することが示された。とくに水溶性食物繊維を多く摂っている人で、要介護認知症の発症リスクがより低下する傾向がみられた。
続きを読む
-
2022.02.02医療・健康地域腕時計型デバイスで睡眠を正確に判定 手軽な健康管理で睡眠を改善 中途覚醒も検知東京大学などは、腕時計型のデバイスなどを用いて計測する腕の動きの情報から、その人が眠っているのか、起きているのかを正確に判定する手法を開発したと発表した。眠りが浅くなり、睡眠中に何度も目が醒めてしまう中途覚醒も、正確に捉えることができるという。睡眠の"質の低下"を把握し、より効果的な睡眠の健康管理に貢献できるとしている…
続きを読む
-
2022.02.02医療・健康動画公開中!『全国生活習慣病予防月間』こころの密を育てる―ネガティブになりがちな今だから「多くの人・こと・ものとつながる」毎年2月は『全国生活習慣病予防月間』です。今年のテーマは日本生活習慣病予防協会の健康スローガン『一無、二少、三多』(無煙・禁煙、少食、少酒、多動、多休、多接)より「多接」(多くの人、こと、ものとつながる!)」です。市民公開講演会は、全国生活習慣病予防月間2022公式サイトで2月1日より公開。
続きを読む
-
2022.01.06医療・健康「よく噛めない」男性はメタボになりやすい 噛む力が弱いと、高血圧は3倍超、高血糖は2.7倍に増加新潟大学や大阪大学などの研究グループは、「食物を細かく噛む能力」を客観的な方法で測定し、男性では「よく噛めない」ことが、メタボリックシンドロームのリスク因子となることを明らかにした。無作為抽出した50~70歳代の都市部の一般住民599人を4.4年間追跡し、よく噛めない男性はメタボになりやすいことを、世界ではじめて明らか…
続きを読む
-
2022.01.06医療・健康ウォーキングなどの運動は「魔法の薬」 運動を増やして、座りがちの時間は少なく 運動不足を15%減少運動は「マジック ピル(魔法の薬)」とも呼ばれる。糖尿病や肥満、高血圧、脂質異常症などを予防・改善するのに効果的だ。1日に座ったままの時間が長い人は、死亡リスクが上昇することが明らかになった。座位時間の一部を、運動の時間に置き換えただけで、健康増進をはかれる。運動が脳の能力を高め、認知症を予防する効果もあることが分かっ…
続きを読む
-
2021.12.01医療・健康新型コロナ感染拡大の影響で食生活も変化 食育への関心は高いが実行がともなわない 食育を紹介したピクトグラムを作成新型コロナの拡大の影響を受け、食生活にも変化を強いられた人が多い。そのなかで、農林水産省「食育に関する意識調査」によると、食生活の改善については全体として関心は強いものの、とくに若い世代では実行がともなわない現状が浮き彫りになった。また、40~60代では、「生活習慣病の予防や改善」への関心が高い人は、年齢を重ねるにつれ…
続きを読む
-
2021.12.01医療・健康心臓病と脳卒中のリスクを減らす10の食事スタイル 食事はバランスが大切 食品の健康度にも新しい指標が米国心臓協会(AHA)は、「心血管の健康増進のための食事ガイダンス2021」を発表した。人生のすべての段階で、心臓病や脳卒中のリスクを減らすのに役立つ、10の健康な食事スタイルを提唱している。また米タフツ大学は、食品・飲料・料理の健康度をスコア化した「フードコンパス」を開発したと発表した。食事を1日・1週間単位で見直し…
続きを読む