協議会について

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会長ご挨拶

 我が国は本格的な「少子高齢化・人口減少時代」を迎え、これからも続く「超高齢化社会」に備えて持続可能な社会保障制度を構築する必要性がますます高まっています。また、我が国の平均寿命は世界一である一方で、健康寿命との差は依然開きがあります。健康寿命を延伸し、平均寿命との差を短縮するためには、診断・治療に加え、予防の重要性が一層増しております。このことは九州地域においても同様です。

 

 こうした状況の中、「九州ヘルスケア産業推進協議会」(HAMIQ)は、「『健康寿命』が延伸する社会の構築」を実現するために、ヘルスケアに係る様々なステークホルダーを巻き込み、連携を推進していくための場として、平成25年(2013年)に設立され、歴代役員や会員の皆様のご尽力により、設立以来14年にわたり、九州地域におけるヘルスケア産業の発展を支えるネットワークとして活動を続けてまいりました。

 

 HAMIQは設立以降、健康寿命の延伸に資する医療・福祉機器、予防・健康づくりを支えるヘルスケアサービスなど、新たな価値を生み出す産業の創出を目指し、普及啓発、顕彰事業、マッチング事業、機器開発の支援など様々な事業を展開してきました。

 現在、ヘルスケア産業は「治療から予防へ」「アナログからデジタルへ」という大きな転換期にあります。政府の日本成長戦略においても、「創薬・先端医療」が17の戦略分野の一つとして位置づけられ、AIやロボティクス、ライフログデータ等を活用したヘルスケア分野のイノベーションが重要な政策課題となっています。

 HAMIQとしましても、従来の取組に加え、こうした国の動向と歩調を合わせ、新たな課題にも積極的に挑戦してまいります。今後も、産学官金をはじめとする多様な主体が連携する、九州地域におけるヘルスケア産業の共創プラットフォームとして、健康寿命の延伸と地域産業の発展に向けた取組を推進してまいります。

 

 今後とも、会員の皆様のより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

設立趣意

わが国だけでなく、世界全体が直面している健康・医療の社会的課題、これは今後、巨大なグローバル市場を形成するものである。

政府は、6月14日、「成長戦略」を閣議決定し、社会的課題をバネに新たな市場を創造する「戦略市場創造プラン」において、予防サービスの充実や質の高い医療・介護の提供等を通じた「国民の『健康寿命』が延伸する社会の構築」を掲げている。

九州地域は、わが国の中でも人口減少・高齢化が進展する「課題先進地域」であり、これらの諸課題を解決する「ヘルスケア産業」への潜在的ニーズが高い。また、ロボットや半導体産業等関連産業の集積があり、医療・介護サービス等との高い相乗効果が期待される。

特に、「東九州メディカルバレー構想」、「九州医療関連産業推進フォーラム」など、新市場に挑戦する地域企業のニーズに応える、積極的な取組が行われている。

こうした状況を踏まえ、九州地域において「『健康寿命』が延伸する社会の構築」を図るためには、地域を巻き込んで課題解決のための取組を推進する「地域・産業の健康化」と、これらの需要にビジネスの視点で応える「健康の産業化」に積極的に取り組んでいくことが重要である。

このため、関係機関が連携し、医療・福祉機器関連産業及び医療・介護周辺サービス業の創出と集積、さらには積極的な海外展開等に資する事業を行い、以てヘルスケア産業の先導的地域として発展していくことを目的として、新たに「九州ヘルスケア産業推進協議会」を設立するものである。

平成25年7月4日