研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
情報提供:日本医療・健康情報研究所
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2022.06.01医療・健康生活スタイルの改善による寿命延伸 生活習慣病の多い人ほど効果は高い 80歳以降でも有用大阪大学は、生活習慣改善による寿命延伸の効果を、日本人約4万6,000人の健診データなどをもとに、最新の分析技術を活用し明らかにした。 寿命延伸の効果は、男女ともに80歳以降でも認められ、さらに生活習慣病を多く合併している人ほど、生活スタイルの改善により多くのベネフィットを得られることが明らかになった。「研究成果は、健…
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2022.06.01医療・健康高血圧リスクはタンパク質を多様な食品から摂ると減少 通勤時のウォーキングで糖尿病リスクも低下さまざまな食品からタンパク質を摂ることで、高血圧リスクが低下することが、中国の1万2,200人の成人を対象とした研究で明らかになった。適切な量のタンパク質を摂り、多様な食品をバランス良く食べることが、高血圧の予防・対策に役立つ可能性がある。車を使わず、徒歩で通勤すると、高血圧や2型糖尿病のリスクを低減できるという研究も…
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2022.05.02医療・健康「コーヒーを飲む」習慣が痛風の発症を減らす?尿酸値とは関係なく痛風リスクが低下「痛風」は、血清尿酸値が高い「高尿酸血症」を放置すると発症する疾患だ。食生活の欧米化や高齢化にともない患者数は増えており、コロナ禍でさらに増加することが懸念されている。コーヒーを飲む習慣により、痛風を発症しにくくなることが、防衛医科大学校などの研究で明らかになった。コーヒーを飲むことで、尿酸値を介さない痛風の予防効果を…
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2022.05.02医療・健康肥満のある人は歯周病リスクも高い 歯を失わないためにも肥満の予防・改善が必要肥満のある人は、歯周病を発症するリスクが高く、また悪化することが知られている。歯周病と肥満は相互に関連していると考えられている。肥満とは、体脂肪の異常・過剰な蓄積状態のことで、全身の健康に悪影響をおよぼす。一方、歯周病は、成人が歯を失う主な原因であり、健康な生活を送るうえで、予防が重要となる。岡山大学は、このふたつが関…
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2022.04.01医療・健康介護・福祉高齢者が介護助手として働くと介護スタッフの身体・精神の負担感の緩和につながる 高齢期の就労は「三方よし」高齢者が介護助手として高齢者介護施設で周辺業務を担うことで、介護スタッフの身体的・精神的負担感の軽減につながり、働く高齢者自身の健康維持にもつながることが明らかになった。三重県が実施している、県内の介護老人保健施設で高齢者を介護助手として活用する取り組みである「元気高齢者による介護助手モデル事業」で示されたもの。
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2022.04.01医療・健康朝食を食べないとメタボやロコモのリスクが上昇 朝食欠食により体重が増え、筋肉は減る 体内時計に異常が朝食を食べないと、体重が増え、メタボになる危険性が大きくなることが、名古屋大学の研究で明らかになった。さらに、朝食欠食は、筋肉を萎縮させ、ロコモやサルコペニアの危険性も増大させるという。こうした障害は、朝食欠食により体内時計が異常になるために起こる。朝食を摂る習慣は、体内時計を正常化させ、太りにくい体質をつくり、メタボ…
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2022.03.02医療・健康知っておきたい「花粉症」対策 花粉症にはこんな症状も こうして予防・治療例年、春先に飛び始めるスギ花粉。花粉症の人にとっては、つらいシーズンだ。日本気象協会は、2022年の花粉の飛び始めは、早いところでは2月上旬から始まり、飛散量は東海から北海道では前年よりも多くなると予測している。花粉症などのアレルギー疾患の治療に、国をあげて取り組む「10ヵ年戦略」も進められている。
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2022.03.02医療・健康食物繊維を多く食べるほど認知症リスクが低下 食物繊維と腸内細菌の良い関係筑波大学は、中年期に食物繊維を多く接種することで、高齢期の要介護認知症の発症リスクが低下することを、世界ではじめて明らかにした。⾷物繊維を多く⾷べる⼈は、認知症にかかる確率がおよそ4分の3に減少することが示された。とくに水溶性食物繊維を多く摂っている人で、要介護認知症の発症リスクがより低下する傾向がみられた。
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2022.02.02医療・健康地域腕時計型デバイスで睡眠を正確に判定 手軽な健康管理で睡眠を改善 中途覚醒も検知東京大学などは、腕時計型のデバイスなどを用いて計測する腕の動きの情報から、その人が眠っているのか、起きているのかを正確に判定する手法を開発したと発表した。眠りが浅くなり、睡眠中に何度も目が醒めてしまう中途覚醒も、正確に捉えることができるという。睡眠の"質の低下"を把握し、より効果的な睡眠の健康管理に貢献できるとしている…
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2022.02.02医療・健康動画公開中!『全国生活習慣病予防月間』こころの密を育てる―ネガティブになりがちな今だから「多くの人・こと・ものとつながる」毎年2月は『全国生活習慣病予防月間』です。今年のテーマは日本生活習慣病予防協会の健康スローガン『一無、二少、三多』(無煙・禁煙、少食、少酒、多動、多休、多接)より「多接」(多くの人、こと、ものとつながる!)」です。市民公開講演会は、全国生活習慣病予防月間2022公式サイトで2月1日より公開。
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