研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
情報提供:日本医療・健康情報研究所
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2025.02.03NEW医療・健康良い睡眠は肥満や高血圧のリスクを減らす 日本人の睡眠は足りていない 3つの方法で改善睡眠を十分にとれていない人は、肥満や高血圧のリスクが高いことが明らかになっている。睡眠で休養をとることは、免疫力を強化し、血圧値や血糖値を改善し、心臓病や脳卒中のリスクを減らすのに有用だ。睡眠を改善するために3つの方法が効果的と、専門家はアドバイスしている。
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2025.02.03NEW医療・健康2022年の「健康寿命」公表!男性の「健康寿命」低下 新型コロナ感染症拡大が影響か?厚生労働省は昨年12月、2022年の「健康寿命」の推計値を公表した。それによると男性は72.57歳、女性は75.45歳で、2019年の前回調査から女性が0.07歳伸びた一方、男性は0.11歳短くなっていた。厚労省は平均寿命が新型コロナウイルス感染症の影響で短くなっており、健康寿命もその影響を受けたと考えられるとしている…
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2025.01.06医療・健康肥満のある人はやはりがんリスクが高い 代謝的に健康であってもがんリスクは上昇 日本人5万人超を調査肥満のある人は、代謝的に不健康であると、がんの発症リスクが大幅に高くなり、代謝的に健康であっても、がんリスクはやはり上昇することが、徳島大学などによる5万人超を対象とした調査で明らかになった。肥満や代謝的に不健康であることは、がんリスクの上昇と関連があり、2つが重なるとがんリスクはとくに高くなることが分かった。
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2025.01.06医療・健康愛情ホルモン「オキシトシン」が社会的つながりを強める 孤独は愛情ホルモンを減らす 動脈硬化にも影響オキシトシンは、他者とのふれあいにより脳から分泌されるホルモンで、「愛情ホルモン」とも呼ばれている。オキシトシンは、男女ともに社会親和性を増加させる作用があるだけでなく、社会的孤独による動脈硬化を抑制する働きをしている可能性がある。「社会的な孤独」が、オキシトシンの分泌を減らし、脂質異常をまねくことで、動脈硬化を促進さ…
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2024.12.02医療・健康脳の健康を守る「8つ」の生活習慣!脳卒中・認知症・うつ病などが減少 良い睡眠をとることも大切年期に、不健康な食事・運動不足・睡眠障害など、悪い生活スタイルが続くと、とくに高血圧・高コレステロール・糖尿病などのリスクのある人は、年齢を重ねると脳卒中・認知症・うつ病など、脳の健康が損なわれる可能性が高くなることが明らかになった。中年期に寝つきが悪い、眠りが浅いなど、睡眠の質が悪い人は、年齢を重ねると、脳の健康状態…
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2024.12.02医療・健康【働きやすい職場環境】環境に敏感に反応する人はストレスを感じやすい 職場では周囲と「協調」して仕事ができる大阪大学は、企業で働く人の職場でのストレス負荷を調査し、環境に敏感に反応しやすい「HSP」の人は、ストレスを感じやすい一方で、職場では周囲と「協調」して仕事ができるという長所もあることを明らかにした。研究は、日本国内の企業に勤務している18~81歳の社会人を調査したもの。4人に1人以上にあたる26%が、HSP特性の高い…
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2024.11.01医療・健康予防のための8項目!脳卒中の脅威が世界中で拡大 脳卒中の新規発症は30年間で70%増 80%は予防が可能世界的に肥満・糖尿病・高血圧などが増えており、脳卒中を新たに発症した人は30年間で70%増えたことが明らかになった。脳卒中で死亡した人の数も44%増え、脳卒中がもたらす障害や損失も32%増えている。脳卒中の脅威は世界中で拡大している。「良い知らせもあります。脳卒中は、予防と治療が可能であることです。米国では、毎年50万…
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2024.11.01医療・健康スマホをいじる時間を1時間減らすだけでメンタルヘルスは改善 仕事への満足度も向上 スマホ依存は孤独や不安を高める?スマートフォンを操作している時間を1日に1時間減らすだけで、メンタルヘルスに良い効果があらわれ、仕事の能率と生産性も高められるという実験結果が発表された。スマートフォンへの依存度が高い人は、孤独感やうつ症状が強くなりやすいという調査結果も報告されている。「仕事に関係のないスクリーンタイムを意識的にかつ意図的に減らし、身…
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2024.10.01医療・健康「サルコペニア」の予防に多職種で取り組む 食の多様性が低下し低栄養の高齢者は高リスク 高齢者病院で調査順天堂大学は、高齢者専門大学病院での高齢者のサルコペニアの実態調査をはじめて実施し、サルコペニアの有病率は21.4%で、一般の地域住民の約14%より高いことを明らかにした。栄養評価では、サルコペニア患者は食品摂取の多様性が低く、低栄養であることが分かった。「健康長寿に影響を及ぼすサルコペニアに対し、食品摂取の多様性の重…
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2024.10.01医療・健康「独りでいることを好む人」も孤独はメンタルヘルスに悪影響 「社会的孤立」の原因は人付き合いの煩わしさ?独りでいることを好む人は、どの世代でも精神的な健康度が低い傾向がみられ、独りでいることが好きであっても、社会的孤立による精神的健康への悪影響は弱まらないことが明らかになった。「独り好きの傾向が強いと、精神的健康度は低い傾向にあることが分かりました。これは、独りが好きであることは、人付き合いの煩わしさから生じている可能性…
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